自分の弱さと根本から向き合う3つの方法。エチオピア人の友人から学んだこと

エチオピアからの留学生達

ある衝撃的なビデオ

20歳のある日、

私はあるビデオを見ました

ものすごく衝撃的でした

 

目を覆いたくなる、

でもそこには確かにその現実がありました

 

それは、

アメリカで知り合ったエチオピアの友人が

フェイスブック上で、

シェアをしていたビデオでした

 

内容は、

エチオピアでの詰問風景を写したもの

これは詰問というか、処刑の風景でした

 

女性が一人、

体を丸めて手を後ろに組まされた状態で

逆さまにつるされ

ぶら下がったままの状態で

周囲3人くらいの男から

むちのような物で

ビシバシとたたかれているのです

 

女性は悲鳴というか、

もう、人の声かどうかも分からないくらい

悲惨な声なのか音なのか分からない

そんな音を出していました

 

逆光で、人の表情や細かいところは

はっきりとは見えませんでしたが

女性から時々ぽたぽたと

何かが、たれ落ちてくるのです

 

多分、血か、

それか男達から浴びせられた水か・・・

 

その動画を

私は1分も見ることができませんでした

 

でも、こんな動画を

見ることができた機会に

感謝したことは覚えています

 

私達が向かい合いたいものとは?

日本にいると、

メディア上でこういった処刑の風景や

詰問の様子を目にすることは

日常生活上、まずありません

 

東日本大震災後も、

悲惨な状況だった、

大変な、生きるか死ぬかの状況だった

被災した方からの声は聞きますが、

実際に、死体や人が流れていく様子を

映すことはメディアはしませんでした

 

津波に流される様子を、

死体が発見される現場を

実体験がない人が

目にすることはありません

 

被災した方が

当時の様子を思い出さないように、

という配慮があったとも思います

 

でも、でもですね、

メディアがこういった事実を

悲しくても

むごくても

人間として受け入れられないことでも

伝えることってすごく大事だと思うんです

 

リアルな状況に触れる機会があれば

実体験がなくても、その体験をした人の

心境に寄添うことができるのではないか

と思うのです

アマちゃんだった私の考え

私は、アメリカの大学に入る前は、

何か国際支援の仕事をしたいと

漠然と思っていました

 

でも、

こんな悲惨な状況の中にある人々に

果たして今の自分が向き合えるのか

 

向き合ったところで、

私に何ができるのか、

自分に自信がなくなりました

 

でも、まずこのビデオを見れて

よかったと思ったことがありました

 

それは、大学に来ていた

エチオピア人の留学生の心境に

ほんの少し、

近づけたような気がしたからです

 

留学生が沢山いる中、

エチオピアからの留学生は、

成績がいいことはもちろん、

様々な課外活動に関わっていました

 

エチオピアンダンスを披露する
(以下ビデオ再生リンク)

mvi_0006

私もすぐに仲良くなり、

よく彼らの部屋で和んでいました

みんなで集まってピザを撮って食べています

みんなで集まってピザをとって食べています

エチオピア豆知識

アフリカの東部に位置し、スーダン、ジプチ、エリトリア、ソマリア、ケニア、南スーダンと国境を接します。

ethiopia

アフリカの国々の中で唯一、ヨーロッパの支配を受けなかった国ですが、世界最貧国の一つと数えられるほど

生活は貧しい国と聞きます。主な宗教はカトリック。

エチオピアの留学生は、

他のアフリカ人の学生よりも

なぜか人数が多く、

皆、真面目で社交的でした

 

そして、なんというか、

一生懸命にやっている感じがしました

エチオピアから来た彼女から聞いた話

当時仲がよかった、エチオピアの友人、

ヨルダヌスという女性がいました

親切で、真面目で、ひたむきで、優しい子です

ヨルダヌスと私

ヨルダヌスと私

 

彼女とは何の抵抗もなく、

すぐに仲良くなったことを覚えています

 

彼女は電子工学を専攻していました。

とても難しく、

アメリカ人の学生も

ひーひー言っているような専攻科目です

ドロップアウト(落第)も多いと聞きます

 

でも彼女は一ミリの苦労も見せずに、

私には暗号にしか見えない難しい数式を、

他の学生の前ですらすらと、

解いているのを何度か見かけたことがあります

エチオピアからの留学生達

エチオピアからの留学生達。一番左がヨルダヌス

そんな彼女が暮らしていた

エチオピアのくらしについて、

思い切って聞いてみました

漠然と聞いても何なので、

高校生の頃の楽しかった思い出を聞いてみました

 

するとヨルダヌスは、

少しの沈黙と

 

静かに答えてくれました

 

アメリカで祖国のことを

エチオピア人以外の誰かに話す

すこしの戸惑いと、

怒りと

どうしようもない落胆感の感情と共に

 

 

「私達の国は、

反政府勢力が活動を始めてから

現政府の監視がものすごく厳しくなったの

 

学校で反政府的な教えをしていないか、

スパイを送っているのよ

 

ある日は先生、

ある日は親と見せかけた大人

通学する時も、町を歩く人、

物を売る人の中にもスパイはいるの

色々なケースがあって言い切れないわ

 

生徒に少しでも怪しい動きがないか、

何を話しているか、

すべて監視の目があったわ

家の外では決して

自由に言いたいことなんて言えなかった

人を信頼してはいけないのよ

 

だから、楽しいことの思い出より、

どう、この張り詰めた空気に

必死に自分達がつぶされないよう耐えるか、

それしか、はっきりと覚えにないわ」

 

と、

この会話があったのは、

今からちょうど10年ほど前のことでした

 

あらゆる手段で政府は

反抗勢力を抑えようとしていた

その一つが、

教育活動の監視だったのです

 

そして、

おそらく今もまだそれは続いている・・・

 

ヨルダヌスたち、エチオピアの子達が

アメリカに来て、なぜ、こんなにも沢山頑張るのか

 

もちろん、

奨学金などの金銭的援助を獲得する

という目的もあるでしょう

 

でも、

アメリカに亡命をすると

腹に決めきってきた

そういった目的も

あるのであろうとも思いました

 

「卒業したら、ビザはどうするの?

アメリカに亡命するつもりなの?」

 

と、正直、聞いてみたかったです

でも、そこで私は聞きませんでした

いえ、聞けませんでした

 

ヨルダヌスが、祖国の人々を、

家族を愛しているということは

彼女の話から、よく感じていました

 

その質問をすることによって、

「亡命する」

という選択をした彼女の

後ろめたさや

罪悪感や

エチオピア人としての劣等感や

やるせなさと

私が向き合わなければなるからです

 

この質問をした時に、

彼女の様々な感情を掘り起こした時に

「私は何もできないだろう・・・

無力な自分がやるせないし・・・

彼女にとって

きつい記憶を掘り起こす質問をして

その結果を受け止める勇気もない・・・

かける言葉もきっと見つからない・・

だったらいっそ、聞くことをやめよう」

と思いました

 

まるで腫れ物を触るような感覚です

 

多分、

自分には何もできないと思い込むことで

私が私の見たくないところに

蓋をしていた自分を

見なくて済むと思ったのです

 

弱い部分に蓋をしている、

その自分を見たくなかったから

そんな自分を守っていたかったから

 

世界には、今、この瞬間も、

不当な理由で処刑を受けている方

何十年も投獄されている方

性的な差別感を持つ国から追われて

日々、居場所を探し続けてる方

飢えに苦しむ方・・・等、

沢山いらっしゃいます

 

その方達の気持ちに

少しでも寄添うためには

その方達の苦労を

すこしでも吐き出せる

ゆるぎない受け皿になるためには

 

今までに見た事がない

衝撃的なものも見る勇気

そして、

自分の中にある弱さと

向かい合う勇気が必要なのだと思いました

 

10年前の私には

そこまでの覚悟がなかったです

自分の弱さと向き合う方法

そんな風に

自分の弱さと向き合うことができなかった私が、

向き合うことができ、

自分に自信をもてた方法があります

自分の弱さと向き合いたい方、

是非実行してみてください

できれば、

あなたが心から信頼できる方と一緒に

①弱さと向き合う覚悟を決める

弱さと向き合うことは、

日常生活の延長線上の活動にはありません

自分が他人に踏み込まれたくないことや

自分の中にある「いやだ~」と思う感情と

正面から向き合う!見つめる!

という覚悟を決めて、

「自分は変わる!」という

強い決意が必要です

 

②過去の自分と向き合う

自分の思い込み(パラダイムともいいます)や

トラウマは12歳を前に形成され、

12歳以降はその考え方は

正しい、と証明するため活動を

人間は繰り返し行っています

あなたが幼少時に身につけた、

思い込みを改善するには

過去の自分の記憶をたどり、

そこでしっかりと向き合います

 

③苦手な人に対する自分の反応を観察する

日常生活において、あなたが反射的に、

「できれば話したくない・・・」

「この人苦手、関わりたくないな・・」

と思う人に出会ったときにわきあがる感情と

正面から向かい合うことです

 

あなたの心の中には

どんな感情がありますか?

 

その感情と共に思い出される記憶は

どんなものですか?

そこには誰がいますか?

どこででしょうか?

それはどのような形で

あなたに記憶されていますか?

 

過去、置いてけぼりにされた時に感じた

孤独感ですか?

 

親や先生に無視された時に感じた

他者からの否定感ですか?

 

その記憶と、思い切り向き合ってみることです

そして、そこにいる自分の気持ちに寄添い、

「あなたはあなたのままで十分に素敵だよ」

と、声をかけ、抱きしめてあげましょう

 

最後に

自分にきちんと向かい合う勇気がある人は

本当の意味で、他の人の痛みも分かる人です

 

他人と向き合う前に、

自分とまず向き合ってみる

そうすると、

得るものが豊かに大きくなりますよ


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