Contents
ありのままの自分と向き合うこと、出来ていますか?
あなたは、毎日の生活の中で、
少しでも自由に素直に自分を見つめなおす機会を
どれだけお持ちでしょうか
休日はいかがお過ごしでしょうか
セミナーに行ってみたり、
情報収集のために異業種交流会に行ったり
自分磨きのためにヨガに行ったり、
ネイルのていれをしたり
お料理教室に行ったり・・・
精を出して、自分を高めようと
頑張っていらっしゃるかも知れません
一生懸命、自分を磨くのは結構なことですが、
それで果たして、
きちんと、自分と向き合うことは、できていますか?
ありのままの自分をと向き合う機会は、ありますか?
「そもそも、私がありたい姿って何だっけ?」

あなたのありのままを素直に自己表現が出来る場や
潜在的な意識や可能性に気付ける時がありますか?
・・・
本ブログをご覧のかたの中にはきっと
自分の内面をもっと深く知ろう、
自分を高めてもっと充実した人生を送ろう
そう思っていらっしゃる方も多いかと思います
そんな方に、花を活けることを私は勧めたいと思います
花を活けるとどうなるの?
私は、華道を始めてまだまだ間もないですが、
華と向き合うことで、自分自身と向き合い、
日ごろ溜め込んだ思いや、表現したいものを
華に託して表現し、自分の状態を客観的に
見ることが出来るようになりました。
そして、無心になる時間が持てることも、
花に携わるとよいことの一つです

頭の中に何も入らせず、
自分のための沈黙の時間をつくるのです
「沈黙」は人生の成功にとっても肝心である
といっている人がいます
かの物理学者アインシュタインです
A(成功)=x(仕事)+y(遊び)+z(沈黙)
これはアインシュタインがあみ出した成功の方程式です
華と向き合うことで、自分が表現したいことは何か
沈黙の時間を作り、自分の心の声に耳を澄ませてみませんか
華は人なりをあらわす
華道の始まりはもともと、武士が出陣の前に活ける花でした
華の命を自分の命に投影して、覚悟の華を活け、
自分の生命を向き合います

華にも様々なものがあります
枝がしなっているもの、葉が大きいもの、
華が小さいもの、大きいもの
色鮮やかなもの、落ち着いた色のもの
ふわふわした感触のもの
ピンと張り詰めた印象を与える硬いもの
それをどう生かすか、どのように使い、
どのように見立てて自分の作品をつくるのか
その人の感性がそのまま表れます
はじめは特に難しいことは考えず、
花屋さんや、公園に咲いているの花を
少しづつ、ご自宅にある
使っていないコップやビンなどを使って
是非活けてみてください
花、一つ一つは私達と同じなのです
花も私達と同じように個性があります
カスミソウのようなふんわりした印象の花

カラーのようなしゃきっとした花

どれもその花にしかない個性です
その個性を生かして、花瓶に生けて命を表現する華道は
まるで私達人間の個性、特性を活かしながら
周囲の人たちの中で
自己表現をしながら生きることと
似ているなと思います
あなたがもし、カスミソウの個性をおもちであれば、
カスミソウにしかになえない役割があるのです
ゴクラクチョウカになろうとしなくてよいのです
「役に立つのではなく役でたつ」
私が尊敬する華道家の先生の言葉です
あなたが周りの人に表現できる個性って何ですか?
「うーん、わからない」
花には個性がある、ならば、相性もあります
相性が合わない花を一つの花瓶に活けると、
しゅん、としおれてしまうことがあります
花同士の波長が合わない、というか、相性が悪いのです
しゅん、となった花を別の花瓶に活け換えたら、
見違えるように晴れ晴れと
元気になることがよくあります
人間も同じです
いくら優良企業といわれる会社や、
世間から高い評価がある場所であったとしても、
その場所があなたに合わないのであれば、
あなたという華は元気をなくしてしまいます・・・

それ、すっごくすっごくもったいないです
周りと無理にあわせることをしなくても、
あなたが生き生きと自由に行き、
生活していける術は必ずあるはずです
一人でも多くの方の道に一緒に帆走できるよう、
より充実した人生を送りたい方、
「あと一歩」を踏み出したい方を
私はずっと、応援していきます
まとめ
●花を活けることで自分と正直に向き合い、
客観的に見つめなおすことが出来る
●華は自分を映す鏡
●花一つ一つは私達の個性と同じ。
どう活かしきるかは自分次第
==========================
参考文献
「花をいける、言葉をいける」
華道家 前野博紀
コメントを残す