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自分の考えを言語化して相手に伝える機会はどのくらいありますか?
私は、日本での自分の選択が迫られる機会と
アウトプットの機会の少なさに危機感を覚えています
先日、中学一年生と社会人とが
働く目的について話し合うという
イベントに行ってきたのですが、

中学生は、まぁ、沈黙の続くこと・・・
初対面の大人と話すこと自体が経験がなく、
緊張したこともあると思います
ですが、たくさん頭の中に考えがあるようでも、
彼らは、なかなか言葉に出来ないのです
表情から、一生懸命に言葉を紡ぎだそう、
導き出そうとしていることは感じられるのですが、
言葉にならないのでよく分からない、伝わらない
伝えられない自分に、
また考えてしまう・・・といった感じです
アウトプットの機会が多い人と少ない人では
社会人になってからの発言力に
雲泥の差が現れるのではないかと思います

発言力ならばまだよいですが、
どのように自分の考えを
言語化し、相手に伝えるのか
これは、主体的に行動する上で
とても大事であると思っています
自分に最適な選択をする決断力を育てる
受身の学習でことが済む時代は
既に終わったと思っています
なぜなら、
ひとり一人が
自分の価値観の下に判断を下さなければ、
情報量の多い社会で
自分に本当に必要なものを
選び取ることが難しいからです
また、グローバル化と超高齢化社会の到来に伴い
価値観や生活スタイルの多様化に対応する
柔軟性も必要であると感じています
自分の価値観、判断力がなければ、
既存の仕組み、流行に流されるだけで
終わってしまうからです
様々な条件や選択肢がある中で、
「世間」や「みんな」にとってではなく、
「自分」にとっての
最適な判断を下さなければならないときに、
基準にするものがきちんとあるのか

中学一年生のあの子たちが社会に出たときに、
自分の為に生きる判断力が果たして身についているのか
とても気になるところです
自分らしい判断をし、
自分らしく生きるうえで
自分の価値観の形成は必須となってくると思います
つまり、自分の「軸」となる部分の形成です
では、自分の軸はどのように育んでいくのでしょうか
自分の考えを現実に落とし込む
自分の軸を育てていくために、
周りの人に自分の考えを言語化することが
まず基本だと思っています
自分の考え方を発信して、相手や社会に対して、
どう響くのか、
どうとられるのか、
どう伝わるか
自分と異なった立場にいる人たちにとって、
どう活かされるのか、
どのようにとられるのか、
どのようなほかの見方があるのか
様々なほかの見解の可能性を探れることで、
自分の考えを
客観的に見ることが出来るからです

鏡がなければ、
自分の姿は見ることが出来ませんよね?
裸の大様にならないためにも、
自分の考えを客観的に見てみて、
外の世界と自分の考えとの
接点と境界線を見つけることができます
また、自分が「こうだ!」と思うものに対して
確実に行動に移してみることも有効です
理由や行動の種類は何でもいいのです
大切なのは、
頭の中にただしまっておくだけではなく、
「自分」の中の欲求を現実に
落とし込んでみることです
そして、その行動の結果は
どのような波紋を現実に広げるのか
客観的に見る事が出来ます

そして、その行動が成功体験となったならば
自分の自信ともなっていくでしょう
青木仁志著書、
「一生折れない自信のつくり方」の中でも
“人から与えられたものでなく、
自分自身の内面から湧き上がってきたものを
自分の力で確実に実行することでこそ自信がつく“
ということは紹介されています
あなたの中でありたい姿を常に意識し、
自らその姿を現実にしていくと、
少しずつ違った世界がみえてきます
賛否両論のその先に自分の核がある
自分の考えをアウトプットしていくと、
賛否両論受けることとなると思います
時には露骨に反対もされたり・・・
でもへこむ必要はありません
こういった機会があるからこそ、
自分の考えの根っこにある
自分が譲れない思いや信じていること、
大切にしていることを確認する事が出来るのです
いい機会にしてしましましょう^^
他者からのフィードバックがあれば、
それをを基に、違う考え方、価値観から
物事を考えてみたり出来ますね
いろんな角度から
自分の価値観を見ることによって
だんだんと核の部分が見えてきたりします

そこから、
自分が本当に大切にしたい部分が見えてきます
「私やっぱり、間違っているのかなぁ」
「こんなことを思うのは変なのかなぁ」
と思うこともあるかも知れませんが、
落ち込まないでください
世の中、
正しい答えや考え方なんて
正直、「ない」って思っています
正しい答えが合ったとしても、
それはあなた自身から出てきたものでなければ、
あなたの人生において軸となる
「本物」の答えではありません
みんなに100%受け入れられよう、とせず、
あえて
自分が大切にしたいことに対してのみ
集中してください
(他者との)関係が壊れることだけを恐れて
生きる生き方は、他者のために生きる
不自由な生き方である”
と、岸見一郎、古賀史健の共同著書、
「嫌われる勇気」でも述べられていますよね
このプロセスの中で、
交友関係や人間関係が変わってくる方もいます

それは、自分自身が変化をしている証拠です
あなたが大切にしたいことに対して、
ふさわしい人、必要な人が
あなたの内面の変化に伴って、
つながってくるのです
いかがでしょうか
自分の価値観のアウトプット⇒
他者からのフィードバック⇒
内省⇒
価値観の核の発見⇒
価値観のアウトプット
この繰り返しをすることで、
確固たる自分の軸を是非磨いていってください
選択する力があなたの将来を決める
自由に生きるってどういうことでしょうか?
なんだか哲学的になりましたが、考えてみてください
・・・
私は、自由とは、
「みずからに由来する」生き方
だと思っています
どういうことかといいますと
周りに流されず、
自分の判断で物事を選び取っていく力が
自由に生きるために
必要不可欠であると感じています

あなたは自由に生きたいですか?
あなたは、あなたにしかない体で
あなたにしか与えられていない時間を使って
この人生を送っています
他の誰も、あなたのために
あなたの人生を生きることは出来ません
あなたが取った選択に責任も取ってくれません
ならば、あなたが自分が好きなことを、
自分が信じる理由で、
自分の判断をして
生きることに
何の躊躇があるのでしょうか
目的もなく、必要もなく、
我慢するのはもったいないです
あなたは、今の仕事や生き方を、
なぜ選びましたか?
どんな価値観に基づいて選んだのでしょうか?
あなたは今、幸せですか?
その価値観に合った、
自分がいきやすい生き方って
他にはないでしょうか?
今、この時もあなたは
このブログを読むことを選択しているのです
自分の「自由」な選択が習慣を作り、
習慣があなたの行動をつくり、
行動があなたの品格をつくり、
大切な未来に繋がっていく
私は是非、ひとりでも多くの方が
自分の価値観や個性を表現して
自分の人生をいききって欲しいと思います
まとめ
- 自分の価値観のアウトプットをしてみましょう
- 賛否両論のフィードバックの中、
自分の核となる価値観を見つめなおしてみましょう
- 自分がどう生きたいか、「自由」な選択をしてみる
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引用元・参考図書
- 岸見一郎、古賀史健
「嫌われる勇気」 - 青木仁志
「一生折れない自信のつくり方-実践編-」
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