やらない事を決めると疲れない!自分だけの世界観をつくる華道から学ぶ道を断つことの重要性


日本っておせっかい文化?

世界各国を周った後、

帰国して日本の電車に乗る度に、

やや異常?っと思ったことがあります

 

それは、駅員さんのアナウンスや案内、

ドアが閉まるときのベルなどが

必要以上に多いなぁということです

 

ただ、電車に乗降するだけなのに

「●●行きが◇◇編成で参ります」

「■■駅には到着しません、ご注意ください」

「○○線には何時何分発、■■行きが到着します」

「(アナウンス)ドアが閉まります」

ベルの音チャンチャララン・・・

・・・

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こんな注意喚起と案内があるのって、

ちょっと丁寧すぎない?って思います

 

ヨーロッパの電車※は、
(※主要都市を通っている
通勤に使うようなインフラのことを指しています)

アナウンスもなければベルを鳴らす事もありません

ドアが開いて、乗降して、閉まって、発車です

だから駅のホームはとっても静かです

 

ドアも、勝手に全部自動では開きません

降りたいときは

ドアについているボタンを乗客が押して開けます

 

乗車するお客さんに丁寧な案内がある、

ということはよいのですが

周りがお世話を焼きすぎているという面も感じます

この超親切文化によって失っているものがある?

この超親切な案内や注意はとても日本らしいと思いますが

この注意してもらえるのが当然、

案内があって当然という中では

周りに依存しやすくなっているという気もします

 

なぜなら、やることなすことに

いつも誰かの案内や前者の道が敷かれていることに

慣れてしまっているからです

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周りに案内された道があれば、

そっちのほうが楽ですし安心・・・ですよね

 

でも、

もしもそういった「こうするべき」という道が

あらかじめ、存在しない状態で

育った場合はどうでしょうか

 

下手でも、うまくいく見込みがなくとも、

とりあえずやってみようという環境に

いられるということではないでしょうか

 

人が行かない道を自ら選択することが、

今の日本は社会人以前に

日常的にあまりないということは

以前のブログでも書きました

そして、あなたらしい決断をすることが、

主体的に人生の舵を切っていく

基礎ともなることも書きました

 

何かあなたが周りと異なる行動をするときに、

レールや前例は周りに見当たらないかも知れません

 

丁寧なアナウンスはないかもしれません

そして孤独かもしれません

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でも、日々は充実していると思いませんか?

孤独は志を貫いた結果であり、

自分らしく生きる人の

アクセサリーのようなものだと思っています

 

物理的に孤独ではあっても、

志を同じくする仲間と会ったり

価値観の合うお客様とも出会う事が出来ます

 

自分の意志のもと行動して失敗したり

判断したりすることではじめて、

自分のだけの人生が歩めるのではないでしょうか

 

あなたがほしいのは、安心感ですか?

それとも自分にしか味わえない充実感ですか?

 

判断してしまえれば疲れない、迷わない

自分の価値観を下に決断する力は

自分らしい人生を歩む為であるという他に

あなたが人生に迷わないため

そして何より疲れないためにも必要な力だと感じます

 

どういうことかといいますと

 

自分のコレ!といった軸がない、あるいは自信が持てないと

様々な選択肢を考えがちです

 

試行錯誤をすることによって経験は育まれますから、

トライをする事はとてもいいことだと思います

ただ、選んだ事を中途半端に行ってしまうと、

あれでもない、コレでもないと迷ってしまい、

時間とお金が流れ出ていってしまいます

 

自分にとって本当に「必要」なことに

費やせる時間と体力がどんどん減っていき、

判断力が鈍り、あなたが疲れていってしまうのです

 

 

日本で唯一のメンタリストDaiGoは

著書で以下のように述べています

 

人は、様々な選択肢が増え、

決断する機会が増えるほど「迷い」が生じ、

思考や感情をコントロールする力を

減少させてしまう

 

 

何が必要で、何が不必要なのか?

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これを直感で決めていく力、

決断する力が重要です

これを意識すると、あなたの時間が

「必要な行動」で満たされます

 

自分基準の判断力をつけることで

迷いも疲れもぐっと減らすことが出来て

やりたい事だけやる

充実した時間を過ごす事が出来るのです

 

道を断つことで見えてくる世界観がある

本来ありたい姿を実現するために

今自分に必要でないことを絶つことの大切さは

華道からも学ぶことが出来ます

 

華道の稽古中に、枝を切るか、切らないか

決断を迫られるときが多々あります

 

枝は当然、生き物の一部ですから

切るということは、命を絶つということです

枝を切らなければ枝全体のバランスは取れます

ですが

自分が思い描く「活けたい姿」とは

まったく異なる様相になってしまうことがあります

 

枝を切り、自分が活けたい姿のために

命を「決断」をする

 

それをしてはじめて、

自分が思い描いた線がすっと伸び

一本の枝の周りに独特の世界観が生まれるのです

 

切ることで、花に新たな命が吹き込まれるのです

枝の剪定(せんてい)をする中で

人生の選定と重ね合わせることが出来ます

 

日々、取捨選択に迫られる中、

あなたは自分にとって

必要な決断が出来ているでしょうか

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自分がありたい姿のための

最善の選択が出来ているでしょうか?

 

あなただけの線を伸ばし、

充実した世界観を創っていきましょう

 

まとめ

●お膳立て文化の中に生きていることを自覚する

●選択肢の中から自分に必要なものを選ぶ判断力をつけると疲れない、迷わない

●絶つことで新たに生まれる世界観がある

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引用元、参考図書

●「自分を操る超集中力」メンタリストDaiGo著(かんき出版)

写真引用元
●華道遠州いけばなオフィシャルサイト
http://kadouenshu.com/


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