苦手意識を克服するたった1つの考え方!オランダの友人が気付かせてくれた事


友人、パールと比べて感じた違和感

オランダ、アムステルダム

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丸の内駅舎のモデルとなった中央駅

この町は、

世界で最も博物館や美術館が沢山ある町、

としても知られています

 

そこで私はスリランカで友達になった、

アムステルダムに住むパールをたずねていました

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近くの湖を一緒に散策中

彼女は小説や絵画が好きで、

特に東南アジアや日本のものに興味がありました

日本が鎖国時代も

オランダと通商を行っていたほど、国交があったので、

オランダ国民の皆様にも日本文化は

昔から教育の一部ででも紹介されていたようです。

パールも幼い頃から

日本の文学にも親しみがあったそうです。

村上春樹が大好きだとか

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パールと私

私がアムステルダムを訪れた時、

ちょうど、その週に

国立美術館でJapanese Modernism Artという、

日本のモダニズムの絵画が企画展示されていました

 

モダニズムアート

大正、昭和初期時代のアートです

 

私は、モダニズムアートと聞いたとき、

上のような絵画を思い浮かべて、

あまり、美しいとは感じなくて・・・

企画展示してるんだ、あぁそうなの・・・

ってかんじでした

 

正直、好きではなかったのですが、

パールは

 

「ジャパニーズモダニズム!!

あぁ!なんて美しいのかしら!!!

行きたいわっ!!絶対行くわ!!」

 

 

「・・・そう?」

 

私はテンション低めで

やりとりをしていたのを覚えています

 

何だろう、この違和感

やっぱり異国のものを見ると、

自分の文化とは異なったものをみるから?

美しく見えたり?するのかしら?

と思っていました。

 

 

過去の体験を元に私たちは物事を見ている

私たちは同じものを見たり聞いたりしても

 

その言葉の裏側にはイメージや体験があり

それを結びつけて反応をする、

ということを聞いたことがあります

 

パールにとって、ジャパニーズモダニズムは

異国情緒溢れる

好奇心が掻き立てられる

自分の文化には見られない美しさがある

 

という感じで見ていると思います

 

一方、私にとってのジャパニーズモダニズムは

古臭い・・・

シンプルな描き方の時代だ

今まで何度か見たことがあって、

特に珍しくもない

 

という感じです

 

この反応を自分で振り返ると、

ジャパニーズモダンアート

という言葉を聴いた瞬間に、

私は自分の体験やそれにまつわるイメージと

瞬時に結び合わせていました

 

パールと私が

同じ「ジャパニーズモダンアート」

という言葉を聞いても、

それと結びつく体験や

イメージが異なることで、

 

ここまで違う反応になるのですね!

 

 

 

 

自分を守るために捉えたいように捉えて、反応している

言葉と自分の経験を結びつけること、

これは、人間の防衛反応にも

つながるのではないか、と思います

 

例えば、子供の頃、

犬に襲われた体験がある人は

犬が嫌いになる、

 

この例で申しますと、

人は危険なことを体験したら

それを避けるようにする反応として、

犬を怖いもの

と見るようになりますよね

そして、結果、嫌いになる

 

なぜ嫌いになるのか

それは、

「危険」と分かっているから避けたくなる

からではないでしょうか

 

これって、いたって自然な

防衛本能ではないでしょうか

 

でも、実際には凶暴な犬もいれば

優しい人懐っこい犬もいますよね

 

これって私たちの改善すべき人間関係や

特定の物事に対する拒否反応にも

同じことが言えると思います

 

もし、あなたが瞬間的に

拒否反応をしてしまう人や

言葉があったとしたら

苦手だなぁと思っている人たちが

いたとしたら、

これはあなたの、自然な防衛反応なのです

 

でも、

いつまでも防衛反応を起動させていたら

苦手な上司や

恐れを抱いていること、ものに

いつまでたっても

チャレンジできませんよね?

 

そう、防衛反応を感じたら、

それは、

自分の物事に対する捉え方を知るチャンス!

だと思います

 

幼少の頃に身につけた、

防衛反応、拒否反応を紐解くことで

あなたの思考の癖を知ることが出来るからです

 

これまであなたは、

どんな考え方の癖を持って、

どれだけのことを狭い視野で

見てしまっていたのかもわかります

 

その中には、

あなたが見過ごしてしまったチャンスや

勘違いですれ違ってしまった人たちも

いるかもしれません

 

それって、とても

もったいなくないですか?

 

 

 

もしもあなたが今

何かに挑戦しようとしていて、

壁を感じている時、

その壁となるものをみた時、

あなたはどんな言葉が思い浮かびますか?

誰がそこにいると、感じられますか?

 

あなたがその体験から受け取って、

今まで身につけてきたものは

何だったのでしょうか

足かせのような重荷でしょうか

それとも翼でしょうか

 

あなたはすでに

足かせを外せる力を持っています

 

 

自分らしさを解放するために

苦手な言葉、人、イメージに

一度是非、向き合ってみてください

 

 


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