私がSNSにこだわる理由
情報発信は、
「私はここにいる」
と周りに示す第一歩だと感じています。
そしてそれが ビジネスであれば、
内外の人へ自分の
良心をプレゼンテーションする
第一歩でもあると思うんです。
事業でこんなことをしてみたい、
〇〇な人のために■■を始めたい、
こんな世界を作りたい、、、、
これって自分が相手や未来の社会を
思いやりがなければ生まれない。
ビジネスは
希望や情熱や思いやりから生まれるもの。
その思いやりが土壌にあれば、
自分も相手も
豊かになる意図で生きられるはず。
その土壌に育つあなたの良心という種は
発信をすることで、
より鮮明に形作られ、
人に渡ることで磨かれ、
育っていくと考えています。
中学校までの私はどうしようもないコンプレックスの塊

常に自分を周りに見てほしくて、
他の人に話を聞いてほしくて、
でも皆と同じ行動をするのは嫌で、
とても頑固で
でも受け入れられたくて
どうしようもない子供でした。
他の皆と同じになることは
どうしても嫌でした。
皆が批判もなく言いたいことも言わず、
仲良しこよしでグループをつくる、
話に「合わせる」ことがどうしても出来ず、
休み時間が来ることがとても憂鬱でした。
みんなと同じになるくらいならば、
みんながやっていない事をしてやる!と思い、
学校外で勝手にボランティア活動を始めました。
当時、日本に来ている留学生が
ステイ先を変えるときに同行する
ボランティアを募集している団体を見つけ
英語の成績は良くなかったけれども、
日本に来る留学生と交流しました。
そこで自分を表現をすることの楽しさに
大変な感動を覚えました。
この時に日本の大学より
海外の大学にいって
色々な価値観の中で生活してみたい!と
一人でアメリカの大学の入学手続きを調べ、
18歳で渡米しました。
親戚、コネ、過去の経験、全くなしです
大学に行っては見たものの、、さぁ大変
きました。アメリカ。

でも私は親戚や友人が
アメリカにいるわけではありません。
英語も自己紹介をすることがやっと。。。
入学したはじめの学期に、
英語が出来なくてももちろん授業を受けます。
そこで私は何を血迷ったかスピーチの授業、
Public Speakingをとってしまいました。
そう、こんな感じ。

まともに英語も話せない。
ましてや人の前、
アメリカの学生の前でスピーチをするなんて!!

スピーチの練習を何回も何回も繰り返しました。
それでもスピーチといえるものとは程遠く、
できない自分が悔しくて
泣きながら毎日練習をしていました。。。
そんな私を見て、教授が言いました。
「これからあなたが話すことはみんな
ここで聞いている人たちにとっては
大切な貴重なギフトなの。
あなたが経験したこと、
感じてきたことは
あなたにしかない価値観で、
あなたにしか話せないものなの。
だから胸を張って、
あなたにしか発せられない言葉で
あなたのスピーチを
聞かせてちょうだい」と。
そうか、自分が経験してきたこと、考え方、
全てが財産なんだ。

他の誰かでは決して私のスピーチは勤まらないんだ。
自分自身の経験や考え方が、
他の人にとってのギフトになるかもしれない。。。。
教授の温かい言葉のおかげで、
自分にしかない価値を
提供することが
誰にでも出来ると
スピーチを通して学びました。
以降、友人も増え、卒業式では
全卒業生の中で3人しか選ばれない、
最優秀卒業生賞を頂き
そして卒業式の場で、
全在校生、卒業生、その家族、教授などの前で
スピーチをする機会にも恵まれました。

卒業式で4000人を前にスピーチをする私
仕事って、誰のため?
私は、ビジネスで
長期的な成功を収める為には
テクニック、スキル、
といった技術面よりも
そのビジネスをやる理由が
大事だと思います
つまり、
なぜ、あなたがそれをやるんですか?
あなたでなければ
いけない理由はなんですか?
その問いに、心から答えられるのか?
ということです
人は自分の幸せのために
心から行動している時、
目の前の人に対しても
心のそこから幸せを願える。
その結果、自分も相手も、
個人も社会も、豊かになると思っています。

ビジネスとは、
人同士の豊かさの循環。
そう思っています。
「誰かを豊かにしたい」
「こんな人の役に立ってほしい」
そんな思いを引き出し、
広げてつなぎ、良心から生まれる
ビジネスをする人を増やしたいのです。
「あなたが経験したこと
感じてきたことは、
あなたにしか伝えられないギフト」
です。

まず、あなたが
あなたの良心に気づき、
それを伝えること。
それが始まりです。
その人にしか
出来ないことがあります。